ARTWORKS
富士三部作「霊峰富士」
言葉にならないと多くの人が語る、菊地秀夫の最高傑作。
古来から霊峰として崇められる日の本の象徴である富士山の威厳を
出来る限り抑えた色調で表現する
富士三部作「映」
富士三部作の中でも異色と称される詩的な作品
水面に映る〈影〉としての富士を淡い色調で端正に紡ぐ、情感あふれる逸品
樹
菊地秀夫はかねてからこう言う
「何でもない自然の情景にこころ惹かれるのです」と
この樹は大木であろう
しかし彼に描かせるとそこはかとなく漂ってくる〈優しさ〉としての表現となる
白い華 スターマイン
未だかつて花火の神秘的なまでの情景を
ここまで繊細かつ大胆な構図と色彩で描き切った作品があっただろうか
富士山と並び称される、菊地秀夫のライフワークとしての花火を描いた大作
玉子
日光東照宮へと奉納された作品
哲学的なまでの玉子の質的な〈生命〉を
他を描かないことによって表現した作品
「生きる」とは一体どういうことなのかということを
考えさせられる佳品